エイジフレンドリ-補助金 交付決定
橘の丘では、⾼齢者が安⼼して安全に働くことができるよう、職場環境の改善等の安全衛生対策の実施に対して助成されるエイジフレンドリ-補助金を活用し、床走行リフトを6台導入しました。
安定的に人材を確保する取り組みの一環として、また、意欲と能力のある人材が年齢に関係なく働くことができるようにとの思いから平成26年8月に定年を70歳に引き上げました。その成果もあり、10代から70代まで幅広い年齢層の職員が在籍、活躍頂いてます。
令和2年度、橘の丘が最重要課題に位置付けているのはノーリフト介護(抱え上げない介護)の推進です。食事や排せつ、入浴の度に一日何度も移乗介助を行います。その度に入居者様の身体を抱え上げるため、職員には相当の負担がかかります。このような負担を軽減する為、介護現場に介護リフトを導入したいと考えました。介護リフトを使用して移乗介助ができるようになれば、入居者様の体を人力で抱えあげることなく移乗することができますし、体格に関係なく、職員1人でも安全に移乗介助を行うことができます。6つあるユニットの全てに介護リフトを設置して介助方法の標準化を図り、高齢の職員はもちろん全ての職員にノーリフト介護を浸透させることができれば、介護業務にかかる身体的負担を大幅に軽減することができると見込まれます。
私たちは、介護の現場を職員にとっても入居者様にとっても居心地の良い場所に整え、歳を重ねても安心して働ける場所があること、介護が必要となった時適切な支援が受けられること、その両面から社会に寄与して参りたいと思います。